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乗務日誌:フラット

今日は思いっきり、すごいフラットを作ってしまいました。

ホームにかかるまでは20‰程度の下り勾配で、ホームに入ると緩やかな下り勾配の駅でした。

雨がまだシトシトと降っており、制動初速約90km/hで600m地点から緩やかにブレーキを入れ始め、停目まで約250m以上の地点ですでに速度は60km/hくらいに落ちていました。

時間もまだかなり余裕があったので、

「このままブレーキを持って、ゆっくり階段しながら伸ばせば停目ピッタリ♪」

って感じで、余裕をこいていました。

ホームに差し掛かるころに

“キューン、シュシュシュシュ…”

って音が車輪から聞こえてきて、それと共に速度計の針が急速に“0”へ向かおうとしている。

「ゲッ!スキッドしかけてる!!」

勾配が緩やかになりつつあるところで車輪が滑走し始めていました。

いつものように“手動式アンチロックブレーキ繰法”の開始。

※ブレーキハンドルを操作して、ブレーキを緩めたりかけたりすることで“アンチロックブレーキ”と同じ状態にすること。アンチロックブレーキが装備されていない車両のときに私はよくするのです。

ところが、今日の車両はなぜかロック状態から抜け出しません。

一度なんて全緩め位置まで持って行ったけど、まったく同じ状態のままで

“シュシュシュシュシュシュ…”

って音が床下から聞こえている。

「次ブレーキを緩めると、停目を超えちゃいそう…」

何度もブレーキを緩めているから(当然、階段以上に緩めてます)、どう見ても制動距離がいっぱいいっぱい。

仕方なくブレーキを持ったまま停目へ。

出発です。

恐る恐るノッチを入れてみると

“ゴトン! ゴトン!”

って言う音と共に、車体が上下に動くのがわかる。

「かなり車輪がフラットしちゃった。」

速度が90km/hを超えると、もうそれは騒音を超えちゃって爆音でした。

※客室で会話もできないくらい、それは凄まじいフラット音でした。

次の駅でブレーキをかけると

“ドタガチャギャンギャンゴゴゴゴ…”

みたいな騒音と振動が。

※ブレーキシリンダーの圧力計の針が、音と同調して振るえるのです…

ホームいた駅員が「何事?」みたいな顔してこっちを見てるし。

それにしても凄まじいフラットでした。

今日この列車に乗り合わせちゃったお客さん、

すいませんm(_ _)m

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