- 2008-07-10 (木) 20:48
- 乗務日誌
全制動とは、常用ブレーキで制動力が最大となるブレーキです。
駅に停車させるとか速度を調節する時に、いきなり全制動まで入れる事は通常ありません。
※会社によって(運転士によって?)違いはあるかと思いますが…
運転理論で習う制動距離の求め方で距離を計算して、全制動より数ステップ緩いブレーキで電車を止めます。
※全制動の7〜8割の強さのブレーキをかけるのが一般的ですね。
なぜいきなり全制動まで入れないかと言うと、要は保険です。
昨日みたいに制動力を追加する必要がある時に、最初から全制動まで入れていると非常制動を入れるか、あきらめて過走するかになりますから。
※電制が効いていれば、予備直通ブレーキを併用する方法もあるけど。
前フリがメチャクチャ長くなりました。
交代時に引継を受けました。
「この電車かなり甘いです。かなり長い目に持たないと過走しそうです。」
チョッパ制御・全電気指令式(HRD)車の普通列車です。
一駅目
50mほど長く入るが、一段抜き。
二駅目
75mほど長く入ると、ほぼ綺麗な階段抜きで止められた。ただし、10秒ほど遅れる。
三駅目
制動距離を長く取れば当然遅れるので、初速95km/hで450mからブレーキをかける。
基本の距離の取り方だけど、かなり甘い車両なので最初から全制動。
それで何とか、一段抜きで停目に止まる程度でした。
その後も最初から全制動を入れ続けて何とか止めて行きましたが、先ほど交代した運転士が車両の状態を報告したようで、車両の振替の通告を受けました。
そりゃ規定の距離で全制動を入れなきゃ止まらないんだもの、車両の振替は当然だわね。
でも気合いが入った運転ができたから、私的には満足?!
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