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乗務日誌:お年寄り

鉄道は様々な人が利用します。

最近はかなりお年を召された方も単独で利用される事が多くなっています。

杖をついた足元がおぼつかない方も、単独乗車している所をよく見かけます。

今日交代のためにホームを歩いていると、隣の番線に止まっている列車のドアから

何かに当たったような、かなり大きな音が聞こえてきました。

振り向くと、閉まっているドアから棒が出ているのが見えたので

その列車の車掌に対して、大きく手を振ってドアを開けるように合図しました。

ドアが開くと、お年寄りが転がり出てくるようにホームへ出てきました。

駅係員が走って行き、そのお年寄りを保護して列車は出発。

お年寄りと共に降りてきた中年女性は

「ゆっくり歩いて降りようとしていて、ドアが閉まった。」

と駅係員に説明したそうです。

この列車は60秒停車だったので、あまり早くドアが閉まったわけではなく

お年寄りの降り遅れなのですが、

やや混んでいた車内からだと、杖をついたお年寄り単独で降車は厳しいのかなぁ。

私ら乗務員サイドからすれば、できるだけ

誰かに付き添ってもらって乗ってほしいのですが

現実にはそうもいかないし。

できるだけ車掌が乗務する車両へ乗ってもらえば、かなり安全に乗車できるのですが・・・

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