鉄道系ごちゃ混ぜブログ
最近の運転士
- 2009-08-06 (木)
- 乗務日誌 タグ
以前に最近の車掌の事についてこのコーナーで触れましたが、
今回は最近の運転士の事について書いていきます。
私が勤務する会社では駅経験2年以上で車掌登用試験を受ける事ができ、
車掌経験3年以上で運転士見習登用試験を受ける事ができます。
最短5年ほどで運転士見習になれるのですが、実際にこの最短コースでなれる人ってごく僅かでした。
車掌として5~6年乗務していると、何となくですが運転のコツも習得できました。
どこどこの上り勾配で何km/h出して、坂の頂上では何km/hになって、次の下り勾配は・・・
みたいなのが結構覚えられたものです。
※実際に運転してみると、あくまでさわりの部分を覚えたに過ぎないことが分かるのですが…
添乗してくる助役などと喋っていると
「最近の運転士は目一杯引っ張って、ブレーキ掛けての連続や。
勾配や曲線を利用した運転はほとんどの者がしないんだ。」
あと良く聞かれるのが
「早朝も深夜も閑散時もラッシュも、同じようにノッチを入れて飛ばすし
ブレーキも朝の超満員の電車を担当していると思えないような
かなりきつめのブレーキをかける運転士が多い。」
添乗して指導するのが仕事の助役が言っているので、間違いないと思います。
あと
「最近の指導運転士も同じなんだ。」
私が運転士見習として勉強していた時は、運転曲線に則った操縦方法も教えてもらったけど
例えば運転曲線では100km/hまで出し、下り勾配で軽くブレーキを掛けて速度を保つようになっていても
80km/hでノッチオフして、下り勾配ではブレーキを掛けずにそのまま速度を上昇させても
数秒しか違わないって言うようなものも教わりました。
運転士として単独乗務するようになってからも、自分なりに楽な運転を見つけるのが
私は本当に楽しかったものです。
最近の運転士は最近の車掌と同じく、どうもマニュアル化されているようにしか思えません。
“運転曲線で何km/hだから、運転する時は必ず何km/h出さないといけない。”
指導運転士が運転士見習に教える基礎としては正解だと思うけど、何だか実践向きじゃないですよね。
遅れている時、余裕がある時、混んでいる時、空いている時、晴天時、雨天時・・・
それぞれ運転方法が違うし、運転士としては身に付けておくべきものだと思うのですが。
あと何年かすると、マニュアル乗務員ばかりになるのかなぁ・・・
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