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鉄道系ごちゃ混ぜブログ

車掌になるには-6

車掌の任務についていろいろと書いてきましたが

今回は滅多には無いけども、車掌の仕事で最も重要な事について書いていきます。

放送やドア扱い、車内秩序の安定に乗車券発売などいろいろと仕事がある車掌ですが

これらは日常の仕事です。

ドア扱いは運転の係員としての車掌の面ですが、他は営業の係員としての面が強いですね。

運転の係員としての車掌の最も重要な仕事、それは

列車防護です。

列車防護とは、事故が発生した際に対向または後続の列車を止めないと、

二重三重の事故が起こる危険性がある時に、それら対向・後続の列車の

停止手配を取る事を言います。

今では「列車防護無線」の設置も進み、

電車や気動車にも「緊急列車防護装置(TE装置)」の設置が増えつつあります。

「列車防護無線」ならボタン一つで「防護無線」が発信されるし、

「TE装置」ならばボタン一つで列車の緊急停止や各回路の遮断が行われるし

「軌道短絡器」を設置すれば、他の列車の進行を止められもします。

これらの「機械的」な作業による列車防護は運転士だけではなく、

もちろん車掌も行う義務を負っています。

大きな事故により、運転士が列車防護を行えない事態も当然考えられるわけですから

車掌による列車防護も当然必要となってきます。

しかし、これら「機械的」な列車防護が何らかの理由により使えない場合も考えられます。

この場合は信号炎管や手旗(フライ旗)などを持って線路上を走り、列車を止める事になります。

車掌は基本的に後方(後続列車)への列車防護が基本ではありますが、

事故などの場合には運転士が列車防護に行けない場合もあるので、

対向列車への列車防護を第一とし、

運転士が列車防護に向かっていれば後方への防護という順番となります。

※列車防護無線を受けた他の列車は停止する事になっていますが、
 あくまで運転士が自分で停車させるものです。
※緊急列車防護装置は元々機関車に取り付けられていた装置で、
 最近電車や気動車にも設置されるようになりましたが未設置の車両も多く、
 私鉄では未設置の会社もあります。
※事故の際の後方への列車防護は最近はあまり重要視されていません。
 列車防護というと対向列車への防護を指す場合がほとんどです。
 1軸でも軌道上に残っていれば後方の信号機はR(赤)になり
 ATSによって後方の列車の進行を止められるからです。
 ただし、閉塞方式が特殊隔時法などを施行している場合を除く。

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