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鉄道系ごちゃ混ぜブログ

運転士になるには-10

今回は「運転士になるには-7」のつづきで、技能教習について書いていきます。

まずは「速度観測」
今現在の速度を速度計(スピードメーター)を見ずに分かるようになる必要があります。
操縦試験の時も速度計を隠して答える、という試験があります。
速度計が壊れた時も必要だし、雨や雪などで滑走した場合は下手すると速度計は
0km/hを指していることがありますので、試験対策だけではなく見習が終わり
単独乗務になった後も必要です。

「距離目測」
技能試験の時は
「次の○○踏切から閉塞信号機までの距離を答えなさい」
のような設問で出されます。
通常駅に止める場合は距離標などで距離は確認できますが、例えば踏切で
異常があるので止めなくてはいけない時。
距離が分からなかったら止めるのは難しいですよ。
その他事故などの時に、何メートル手前で発見し何メートル手前でブレーキを掛けたか? 
のような形で聴取を受ける事があります。
普段の乗務ではあまり使わないのですが、異常時に急に必要になるかも。

「制動機の操作」
技能試験でメインとなる項目です。
停止目標に正しく止められるか?を筆頭に、基本となる制動方法ができているか?
(制動方法は各会社、各乗務区ごとで違いがあります 例:一段制動階段ユルメなど)
正しく速度調節ができているか?
(私の会社では速度計を隠して行う箇所もあるので、この場合は「速度目測」と被りますね)
ショック無く止めているか、適切な距離と適切なブレーキ力を使えているか。
ブレーキ操作は運転士の日常の仕事の中枢ですから、試験官もかなり厳しく見ると思います。

「制動機以外の機器の取り扱い」
操縦試験中だと「汽笛」の扱いがメインでしょうか。
出庫点検などの試験では、車両の各スイッチ類やコック類など全てについて問われます。
常に「ON」が正規なのか「OFF」が正規なのか、全スイッチ類・全コック類について知っていないといけません。
コンプレッサー・SIV(MG)・制御器などなど、各機器の構造とその扱い方も必要になります。

「定時運転」
各駅間を所定時間で運転できるかを問われます。
ノッチの扱い方も問われるし、ブレーキ操作も関係してきます。
※ブレーキの掛け方で10秒前後は運転時秒が変わってくるんですよ。

「非常の場合の措置」
車両故障や事故の時の対応が問われ、実車で試験が行われます。
車両故障などは「制動機以外の機器の取り扱い」とも被ってきます。
例えば、自動車と接触しその自動車が反対側線路を支障、脱線はしなかったが
元空気溜管から圧縮空気が漏れ出している。
この場合だと事故の対応と処置、そして車両故障による機器の取り扱いが問われます。

「動力車操縦者運転免許に関する省令」第8条の5「技能試験」に書かれた項目順に簡単に説明を加えました。

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